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世間で一般的にいわれる「肩こり」とは、正式には「頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)」というそうです。
これは、首から肩・腕・背中にかけての痛みやしびれ等の異常な感覚を伴う症状で、検査などではっきりとした原因が確定できない症状のことです。
一般的には、職場環境や生活習慣において、運動不足や長時間のデスクワーク、無理な姿勢を長い間続けることなどによって、首・肩・背中の筋肉が拘縮(こうしゅく)して血行が悪くなり、酸素・栄養の供給不足や老廃物の蓄積が原因とされています。
ただし、これはウラを返せば、病気でありながら「治療」によって根本的に直すことができない病気といえるのではないでしょうか。
確かに、「肩こり」で病院に治療に通う人はあまりいなくて、皆さんが、整体・整骨院やカイロプラクティック、鍼灸院などに通われるのはそのためです。
ただし、それらのサービスは、いずれもあくまで一時的な対症療法であって、根本から症状を解消することは難しく、症状が酷くなった都度、定期的にずっと通われることになります。
今回は、「肩こり」が起こる主な理由を考えながら「カラダを変える」アプローチで、根本的に肩こりの悩みから解消される方法を提案していきたいと思います。
さて、診断でも原因がはっきりしない「肩こり」ですが、上でも書いた通り、もとを遡っていけば、職場環境や生活習慣、さらには個人の”癖”に行きつきます。
そして「肩こり」は、多くの場合、そういった長い間の習慣の積み重ねによって、カラダの姿勢が崩れて、姿勢が悪くなった結果、慢性化することが指摘されています。
したがって、この慢性化した「肩こり」は、カラダ(姿勢)を改善しない限り、解消しないことになります。
整体・整骨院、カイロプラクティック、鍼灸院、その他リラクゼーションサービスなどで、一時的に筋肉をほぐしたり、血行改善を促してもカラダ(姿勢)が変わらない限り、対症療法にしかならない理由がそこにあります。
そして、一旦カラダ(姿勢)に染み付いた”癖”を変えるのは、なかなか大変です。
まず慢性的な「肩こり」の原因となりやすいカラダ(姿勢)は、頭部前方位姿勢(ヘッドフォワードポスチャーHFP)です。
これはいわゆる「猫背」といわれる状態で、頭が脊柱より前に出て、前かがみでアゴを突き出したような姿勢です。
この姿勢は、長時間パソコンを使ったり、車を運転することでも起こりやすくなります。
脊柱より前方にズレた重たい頭を支えて前を見る姿勢を保つには、後頭部から背中の筋肉で頭を引き上げてバランスを維持する必要があるため、パソコンや車の運転など、長時間、前を向く姿勢でいるとこれらの筋肉が疲労して、痛みを伴う「肩こり」となります。
もともと姿勢が「猫背」気味の方は、四六時中この状態でいるため、慢性的な「肩こり」となります。
つぎに「巻き肩」が上げられます。
よく「猫背」と混同されがちですが、正確には異なります。
「猫背」が頭の位置が前方にズレている状態であるのに対して、「巻き肩」は、カラダを横から見て両肩が中心より前にズレた姿勢で、肩甲骨が左右に開いた状態をいいます。
「巻き肩」もデスクワークや車の運転などで、腕を前に出してカラダを丸めた姿勢で長時間いつづけることで、筋肉のバランスが崩れて起こると考えられています。
したがって、先に書いた「猫背」と両方が同時に起こることも多く見られます。
ちなみに、ちょっと変わった原因として、筋トレで胸の大胸筋を鍛えすぎて、カラダの前後の筋力バランスが崩れることで起こることもあるようです。
「巻き肩」が「肩こり」の原因になるのは、首・肩の筋肉が、前にズレた腕を後ろ側に引っ張ってバランスを保つために、首・肩の筋肉が疲労するためです。
HFPを修正するには、カラダに染み付いた悪い”癖”を直し、意識しなくても(無意識に)、カラダが正しく真っ直ぐになっていることが”自然な状態”となるまで、カラダの前と後の「体幹」をバランスよく鍛えることが有効です。
代表的な体幹トレーニングである「プランク」をおすすめします。
巻き肩を修正するには、使い過ぎて縮んだ胸の筋肉の「ストレッチ」と肩関節を外旋させる筋肉や腕を後ろに引っ張る筋肉を鍛える「筋トレ」が有効です。
ストレッチは「アクティブストレッチ(大胸筋)」をおすすめします。
筋トレは「コブラ」「ショルダーロール」「ベントオーバーローリング」「ワンハンドローイング」などがおすすめです。